【子連れ美術館】奇想のモード展＠東京都庭園美術館→ウェルカムベビーではない！けどママ向け企画あり！

こんにちは！グラフィックデザイナーで女の子ママのかしこ（@minicasico）です♡

どうしてもいきたかった展示！東京都庭園美術館開催の奇想のモード
装うことへの狂気、またはシュルレアリスムに赤ちゃんと２人で行ってきました！

庭園美術館は何度か行ったことがありますが、階段が多く、順路も狭いためウェルカムベビーではないことはわかっていましたが、、内容的にいきたかったので行ってきました！

筆者は美大卒、学芸員免許を持っており、高校生の頃から美術館巡りが趣味です。子どもができてからはあまり行けてないのですが、大人も子どもも楽しめる美術館に巡り合うべく、気になったところには出かけています。

CONTENTS

東京都庭園美術館開催の奇想のモード
装うことへの狂気、またはシュルレアリスムについて

場所：東京都庭園美術館（公式サイト）
日時：2022年1月15日（土）～2022年4月10日（日）
住所：東京都港区白金台5-21-9
開館時間：10:00–18:00（入館は閉館の30分前まで）
休館日：月曜日　祝休日の場合は開館、翌平日休館入館料：一般 1,400円　大学生（専修・各種専門学校含む） 1,120円
中学生・高校生 700円　65歳以上 700円内容：シュルレアリスムを起点に、シュルレアリスムがモードの世界に与えた影響をたどる。　本展はシュルレアリスムから強い影響を受けたエルザ・スキャパレッリのドレスやアクセサリーなどを展示するとともに、「奇想」というテーマを設定し現代美術にまで受け継がれるその系譜をたどりながら、作品を展示する。

学芸員による展示についての解説動画がありました。

奇想のモード展の感想

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こちらの展示ではシュルレアリスム〜スキャパレリ〜現代とその系譜をたどる構成になっており、庭園美術館ならではの小さな部屋ごとに第一章、二章とテーマを設けて展示してありました。

ファッションとシュルレアリスム両方好きなので、個人的に展示物としては、スキャパレッリはよくみておりおなじみな印象。
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このドレスは不織布でできていたのですが、印刷・グラフィックのテーマの部屋が面白かったし昔の雑誌の表紙などがカッコよくて興味深かったです。

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ヴィヴィアンやマルジェラなどのデザイナーの展示、

和のデザインも、ムカデや小豆など、なんでこれ帯留めにしちゃった？みたいなデザインも面白かったです。

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それと、シュルレアリスムのモチーフとしてもよく登場するのと、マルジェラを代表とするファッションデザインにも取り入れられる髪の毛モチーフをフィーチャーした展示の中で見たモーニングジュエリーというのを初めて知りました。

知っておきたい、モーニングジュエリーのこと

昔のヨーロッパの女性が喪に服す時に身に着ける、故人の形見を使用したジュエリーのことで、髪の毛が編まれたブレスレットなどが展示されていて怖かったけど興味深かったです。

ハイブリッドとモードの部屋

こちらの章だけ新館での展示で、写真撮影okでした。

レディガガが見つけて即身に付けたらしい舘鼻則孝氏のヒールレスシューズ。

舘鼻則孝

たてはな・のりたか／1985年、東京都生まれ。2010年、東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒。シュタイナー教育の人形作家である母の影響で、幼少期から手でものを作ることを覚える。大学在学中は、明治期の文明開化を中心とした西洋化する日本について研究。代表作であるヒールレスシューズは、花魁の高下駄から着想を得て創作された現代日本のファッションとして世界で知られている。2016年3月にパリのカルティエ現代美術財団で文楽公演を開催、2017年にはCOURTESYのクリエイティブディレクションを務めるなど、アート・ファッションの枠にとらわれない、多様な活動を行っている。レディー・ガガの厚底靴で世界を驚愕させたクリエイティビティ

キッズサイズかわいい。。

舘鼻則孝のインタビューもありました。

ANOTHER FARMの作品。眼鏡をかけて展示室に入りました。

子連れには向かないけど、平日限定のベビーツアーあり

こちらの美術館は、旧朝香宮邸といって久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年に創設したお屋敷がそのまま使われています。

エレベーターなどおまりますが、展示室自体が狭いためベビーカーは使えません。館内も静かなので子連れには向かないです。

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ベビーといっしょにミュージアムツアー

この展示に行ってから気がついてしまったのですが、休館日の美術館で、ベビーと一緒にベビーカーで回れる企画があったんです！

10名までと枠はありますが、参加費は無料でした！

【ベビーといっしょにミュージアムツアー】
赤ちゃんと一緒に美術館にお出かけ！
赤ちゃんと暮らすご家族を対象に鑑賞ツアーを開催します。ご家族ごとにアート・コミュニケータがつきますので安心してご鑑賞いただけます。

現在「奇想のモード」展の回のお申し込みを受付中です。
休館日の美術館で、アート・コミュニケータと楽しくおしゃべりしながら、作品や建築をご堪能ください。

詳細はこちら

これ、参加してみたいので次回の企画で申し込んでみようと思います！